
松本龍一郎
東京大学 工学部 電気電子工学科 3年
自己紹介をお願いします。
東京大学工学部電気電子工学科3年の、松本龍一郎と申します。
将来は、何らかの形で半導体業界に関わりたいと考えています。
半導体の道を目指すなかで、なぜ開発のブートキャンプを選んだのですか?
半導体には、半導体そのもののデバイスと、それを組み合わせる設計という分野があります。設計の方に進む場合はプログラミングやコーディングが必要になるので、その土台をどこかで鍛えたいと思っていました。
設計はハードウェアで、ブートキャンプで取り組むのは主にソフトウェアです。ハードウェアを目指しているのに、なぜソフトウェアなのかと思われるかもしれません。ただ、ソフトウェアにしろハードウェアにしろ、開発の土台はあまり変わらないと考えました。そこで、まずは土台を身につけようと参加を決めました。
参加前はGASを少し触った程度だったそうですが、不安はありませんでしたか?
不安はありました。ただ、紹介してくれた知人から、初心者でも大丈夫だと聞いていました。
それに、今のうちに開発の基礎を身につけておきたいという気持ちがありました。自分のスキルのレベルは気にせず、まずは申し込んでみようと決めました。
Sprint 2ではインフラ担当だったそうですね。チームのシステムをAWS上で動かすまでに、苦労したことはありましたか?
ありました。AWSには本当に多くの機能があり、その一つひとつを知らない状態からのスタートでした。正直、最初は何が書かれているのかも分からず、ずっとAIと対話しながら進めていたので、そこは大変でした。
ただ、ブートキャンプの資料がしっかりしているので、必要な知識は資料を見れば分かります。そのうえで分からないところはAIに聞きました。
AWSの機能は、どこからどこに情報が流れているのかを図にすると分かりやすくなります。そこで、AIに「図で書いたらどうなる?」と聞いたりしながら、少しずつ理解していきました。
まだ浅い理解ではありますが、全体像はなんとかつかめました。
発表前の最終確認も任されたそうですね。システムがきちんと動いたときは、どう感じましたか?
やはりうれしかったです。自分で作り上げたものが、パソコンの画面上できちんと動いていました。
それまでは、GASでボタンを押すとスプレッドシートに整理されたデータが出てくる程度のものしか作ったことがありませんでした。Webで開発して、それを公開できたのは本当にうれしく、成長を強く実感しました。
チーム開発を経験できたことも、とてもよかったと思っています。実際、いまはインターンでもチームで開発しているので、そうしたスキルを身につけるうえで、Sprint 2は貴重な経験でした。
大学やほかの予定とは、どのように両立しましたか?
夏休みだったので、勉強との両立という意味では困りませんでした。ただ、サークルや個人的な旅行と重なっていたので、そこはブートキャンプを優先しました。まずはブートキャンプをやり切ることを意識していました。
受講当初は「AIの書いたコードをきちんと理解する」ことを目標にしていたそうですね。どこまで達成できたと感じますか?
完璧に理解できるわけではありません。ただ、そのファイルが何のファイルなのかを把握したうえで読むと、ここではこういう処理をしているのだな、ということは大体分かるようになりました。
とても大事だと感じたのは、ファイルの意味を理解することです。ファイルの意味が分からないと、コードだけを見せられても何も分かりません。
このディレクトリの下にはこういうファイルがある、という開発の基本的な知識があれば、コードが何をしているのかが見えてくると思います。そこを押さえられたので、コードを読みやすくなったと感じています。
受講後は、ブートキャンプの運営側に回ったそうですね。ブートキャンプでの経験は、今どのように生きていますか?
今はSprint 2のお題や、Sprint 2のさまざまな変更点を考える立場にいます。現在の変更点はインフラ面のものなので、AWSのインフラ担当でなかったら、この役目は任されていなかったと思います。
お題についても、自分が実際に取り組んだからこそ考えられている部分があり、仕事に直結していると感じます。実際、ブートキャンプで学んだ開発の流れに沿って今もWeb上にデプロイしているので、とても役に立っています。
ブートキャンプへの参加を迷っている方に向けて、メッセージをお願いします。
個人開発に加えて、チーム開発という、ほかではなかなかできない経験もできます。さらに、開発に必要な知識も、ブートキャンプのアプリで幅広く提供されています。
AI、なかでも最近いちばん注目されているAIエージェントを理解したい方には、ぜひおすすめしたいです。