
建石康介
早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科 4年
自己紹介をお願いします。
早稲田大学基幹理工学部情報理工学科4年の、建石康介と申します。研究室では、自然言語処理やAIエージェントについて研究しています。
このブートキャンプに参加する前は、チームでアプリを開発したり、研究室でVRの単語帳アプリを開発したりしていました。
チーム開発の経験はありましたが、より体系的で実務に近い開発工程を経験したいと思い、参加しました。
Sprint 2のチーム開発では要件と画面の設計を担当し、レビュー会で「一画面に情報を詰め込みすぎている」と指摘されて作り直したそうですね。具体的に教えてください。
最初は、ユーザーができるだけ多くのことをできた方がよいと考え、内容をかなり詰め込んでいました。それが画面にもそのまま表れ、UIとして見づらいものになっていました。
しかしレビュー会で、本当にユーザーの目線に立つなら、情報量をできるだけ絞り、一つの画面でできることを減らして、より直感的に操作できるようにする必要があることを確認しました。
実際の開発では、いただいた意見を生かして、より使いやすいUIにできたと考えています。
Sprint 2の後半では実装にも回り、承認や出力の機能を作ったそうですね。設計と実装の両方を経験して、感じたことはありますか?
ブートキャンプの開発はアジャイルではなくウォーターフォール型だったため、最初の設計を誤ると一気に手戻りが発生し、大きな時間のロスにつながります。実装中には「この設計をこうしておけばよかった」と気づく場面が何度もあり、実装を経験したことで、設計の大事さがよりわかるようになりました。
もともとチーム開発の経験があったそうですが、ブートキャンプでのチーム開発はいかがでしたか?
私が参加したときは、直列的に開発する場面が多くありました。たとえばAさん、Bさん、Cさんがいたとして、Aさんの作業が終わったらBさん、Bさんの作業が終わったらCさん、という進め方です。今はAIエージェントがあるので、互いに影響しない範囲を割り振って、より並列的に開発できるとよいと感じました。
受講期間中で、特に印象に残っている出来事はありますか?
チーム開発では、エージェントの処理が思ったよりも遅く、スケジュールがかなり押してしまいました。それでも、みんなで分担して、なんとかギリギリ間に合わせられたことには達成感がありました。
開発経験のある建石さんにとって、ブートキャンプで得られたものは何でしたか?
これまで、要求定義や要件定義から実務に近い形で開発した経験はありませんでした。このブートキャンプでは、学びながら実務に近い形で開発できたのがよかったと思います。
また、開発未経験の方でも、最初から学習しながら始められる内容になっていると思います。
受講前の自分に一つアドバイスするとしたら、何を伝えますか?
開発の道に進まなくても、ビジネスの方向に進むとしても、開発の知識は決して無駄にはなりません。AIエージェントの時代には、今後、両方の知識が必要になってくると思います。
だからこそ、より全体像を見られるように、今のうちに広く学んでおく必要があると伝えたいです。
受講後は、2026年秋開催のブートキャンプでメンターを務めています。ブートキャンプでレビューを受ける側だった経験をどう活かしていますか?
メンターを始めた時点ではSprint 2が始まったばかりで、その内容も私が取り組んだものと少し違うため、まだそこまで活かせていません。一方、Sprint 1は同じ内容なので、エージェントの処理が毎回予想より遅いことなど、受講生がおそらく直面する点について、実際の体験を踏まえてアドバイスできていると思います。
ブートキャンプへの参加を迷っている方に向けて、メッセージをお願いします。
開発経験のある方であれば、チーム開発や実務に近い形の開発を通じて、非常に多くのことを学べると思います。
開発未経験の方にも教材が用意されています。すべてを理解できるとは限りませんが、大枠を把握できるので、未経験の方でも始められる内容になっていると思います。